ウィーンの地下鉄
ウィーンの市内交通で一番便利な乗り物は、
地下鉄です。
正式な名前はUバーン( U-Bahn)です。
全部で5路線ある地下鉄は、
U1が赤色、U2が紫色、U3が黄色、U4が緑色、U6が茶色で
ホームや案内板などが路線ごとの色で統一されています。
また地下鉄の入り口の看板やエレベータや乗り換えの案内標識も
路線毎の色と「U1」などの記号で統一されているので
ドイツ語や英語が全然わからなくても、迷わず電車に乗れます。
上の写真は、地下鉄 LandstraBe駅での看板です。
鉄道(国鉄)ではウィーンミッテ駅(Wien Mitte)で
Uバーンとと違う駅名なので注意が必要です。
地下鉄の入り口には、青い四角に、白くUの文字が書かれた
看板が立っていて、目立つので、分かりやすいです。
またホームで、どちら側の電車に乗ればいいかは、
ホームの柱などに貼ってある左の写真などの
案内を見れば分かります。
矢印の左側のホームから発車する列車が停車する駅
右側のホームから発車する列車が停車する駅
というように、全ての停車駅が書いてあるので
目的地の駅名が書かれている側のホームから
乗車しましょう。
A
地下鉄の乗車方法
B
ウィーン地下鉄路線図
切符の買い方
地下鉄は
自動券売機で切符を購入します。
券売機は最初はドイツ語で
表示されているので
画面の下にあるイギリス国旗の絵を
タッチして英語の表示に変更すると
わかりやすくなります。
切符の種類は一回券の他に
一日券などがあります。
子供の切符は大人のボタンの隣に
子供の絵のボタンがあるので
こちらを押します。
お札でも切符を買うことができます。
(写真右下に入れます)
クレジットカードでも購入できるようで
VISAカードやマスターカードの絵が表示されていました。
切符は券売機の近くや
ホームに降りる階段の近くにある
打刻機に入れて
日時を記録します。
打刻機に入れるとチーンという音がなるか
カチカチという機械の音がします。
日本のように
自動改札機があったり、駅員が立っていることは
ありません。
なおウィーンの人は定期券を
持っている人が多く
券売機に打刻しているのは観光客がほとんどです。
車内などで、切符を持っていて
打刻しているかチェックにくる人が
たまにいるそうで
打刻した切符を持っていないと
キセルとして、罰金が取られます。
ちなみに私は四、五回乗りましたが
一度も調べる車掌には会いませんでした。
ただネットでは、検札されたとの書き込みもあります。
地下鉄料金
大人料金 1回券 2ユーロ(約200円)
24時間券 6.7ユーロ(約670円)
48時間券 11.7ユーロ(約1170円)
子供料金 1回券 1ユーロ(約100円)
その他大人料金の半額です。
子供料金が必要なのは、6歳から15歳のようです。
2012年7月時点の鉄道料金です。
2010年の料金から1割ほど値上げされたようです。
写真は券売機の前にあった、英語用の料金表です。
A
地下鉄の乗車方法
B
ウィーン地下鉄路線図
→ウィーン観光
→ウィーンツアー会社比較
写真
概要