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シェーンブルン宮殿 宮殿内ツアー


シェーンブルン宮殿 見学

シェーンブルン宮殿

宮殿ツアーは入場できる時間がチケットに印字されていました。
混雑している時は
時間まで待つようですが、
この日は待ち時間無しで入れました。

チケットは公開されている40室全てを見るインペリアルツアーチケットと
26室が見れるグランドツアーのチケットがあります。
その他にシェーンブルン宮殿奥の建物や庭園。動物園の入場券が
セットになったチケットも2種類あります。

ちなみに宮殿は全部屋だと1441室あるそうです。


ゲートの中にはいると無料でオーディガイドを
貸してもらえました。

日本語にも対応しています。
入り口でのパンフレットも日本語版がありました。

最初は大きな階段を登ります。

車椅子やベビーカーの場合は係員に言えば
エレベーターに乗せてもらえます。
扉は普通の木の扉になっていて
雰囲気を壊さないようになっています。


最初の部屋は大きなビリヤード台がある
オーストリアの皇帝フランツヨーゼフ一世
との謁見を待つ部屋でした。

大きな絵画が飾られた部屋でした。
その隣の部屋で、フランツヨーゼフ一世と
会って昇格のお礼や陳情を1人二分ほど話せるそうです。

その隣がフランツヨーゼフ一世の執務室です。
質素に生きる皇帝だったので
市民階級の机と
奥さんと自分の肖像画が飾られているだけの
執務室と紹介されていました。

それでも、とても大きな肖像画と
日本で買ったら何十万円か100万円以上してもおかしくない
良い大きな机だったので、
豪華にしている皇帝だったら
どんなけすごい執務室だったんだろうと
思いました。

ちなみに毎朝5時から仕事をしていて
食事も机で食べたらしいので
寝室は隣の部屋なので
ずーっと仕事という生活だったとか。

皇帝はとても忙しい仕事なんですね。


ただ、奥さんのエリザベートは無理やり少女時代に結婚させられたと
不幸に感じていたとの手記が残っていて
長期の旅行にもよく行っていたらしいので
家庭に居場所が無く仕事に没頭していたのかも
と思いました。

夫婦の寝室は、紫色の家具で統一された
重厚な雰囲気だったので
まだ若かったエリザベートは、好まなかったみたいです。

しかも結婚後数年で夫は一緒に寝ることを
断られたとか。

ちなみにエリザベートはシシィの愛称で
呼ばれていたそうです。

途中の部屋では、ロココ調という
豪華な家具が数多く部屋に置かれていました。


部屋によっては
大きな絵を飾っていて
その絵と同じような絵が書かれた椅子が
用意されていました。

その部屋に飾るために
家具を特注しているという
贅沢さに驚きです。


マリーアントワネツトの部屋と呼ばれる
皇帝一族の食事部屋は
一人一人にワインのボトルが
置かれるなど、ガラス食器が無数に置かれていました。

ここで11部屋目でちょっと歩き疲れたのですが
所々に休憩用の椅子が置かれていたので
座って音声ガイドを聞いていました。

短時間コースの山場は
長さ43mもある大広間

天井書かれた三枚の大きな絵は
ハップスブルグ家の反映を示すものとか。

最近でも外国の大統領
との会談に使われるなど歴史的な部屋です。

この部屋をみたとたん
思わずすごい という声が出ました。

入口側の広場が見える大きな窓

電気なのにロウソクのように揺らめく
大きなシャンデリアの照明。

豪華で広くてとにかくすごいです。

この先で一時間コースは終了です。

クラシックチケットや全部屋券を持っている人は
この先に進めます。

実際にはゆっくり見たこともあって
一時間15分ぐらいかかりました。

ホーフブルク王宮の馬乗りで遊ぶ場所の絵画や

中国から取り寄せた水墨画を
ロココ調の壁に埋め込んだ
ヨーロッパ文化と中国文化のコラボレーション

金の糸で縫われたベットと
部屋の壁紙金の刺しゅうで縫われた絨毯という
とんでもない豪華な寝室

など、すごい展示が多かったです。

最後はお土産屋がありました。

全部でちょうど二時間ぐらいでした。


ちなみに写真撮影禁止のため、お見せできないのが残念です。



シェーンブルン宮殿の庭園

シェーンブルン宮殿




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